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旧市場

昔は、高知県漁業協同組合佐賀統括支所の横に市場がありました。

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向かい側は、漁の船置き場になっています。

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旧市場には、色んな形の椅子が並べられていて、漁師のおじさんやご近所さんの溜り場になっています。
昔はここで、魚の水揚やセリが行われていました。

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インドネシアからは、毎年、漁業研修生が来て、数年間、土佐佐賀の漁船で働きながら日本の漁業を学んで帰ります。

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旧市場の隣は、漁業研修生宿泊所になっていて、インドネシア研修生が集団生活をしています。
インドネシア研修生は、全員、自分達から爽やかな挨拶をしてくれます。
少し話しかけてみると、日本語も堪能で方言まで話せていました。
稼いだお金は、インドネシアへ仕送りしているそうです。

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最近、船置き場あたりで2匹の鴨をたまに見かけるようになりました。

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溜り場でたむろしている漁師のおじさんが、鴨にエサをあげているようです。
海の中で見かける鴨は、普段はどこに住んでいるのか謎めいています。

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自動販売機の前で漁師さんにあうと、通りすがりにジュースを買ってくれる時があります。
魚を仕入れたトラックも小路を走っていきます。

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小路を挟んだ向かい側には、恵比寿神社があります。
その隣に、観音堂に登る新しい避難道が完成しました。
津波警報の時は、避難道を登って避難もできます。
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日戻りガツオの水揚

カツオの町で有名な高知県黒潮町の佐賀では、カツオ一本釣り漁業が盛んです。
カツオ漁に大型船で出航し、しばらく地元へ帰れない船もありますが、カツオ漁から1日で戻れる、日戻りガツオ漁の船もあります。
高知県黒潮町には、海にカツオの牧場があります。
土佐佐賀の港から船で2時間程の黒潮牧場へ行き、その日に釣ったカツオを持って土佐佐賀漁港へ帰ってきます。

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土佐佐賀漁港には、高知県漁業協同組合佐賀統括支所のJFマークの建物があり、そこで色々な魚の水揚がされています。

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釣った日戻りガツオを船から水揚しています。
漁師さんに聞いたところ、日戻りガツオの漁は、深夜の2時位、遅くても深夜の4時位までに船が出発し、お昼の2時から3時頃に土佐佐賀漁港へ戻ってきて、釣った魚の水揚をするそうです。

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日戻りガツオを釣る竿には、6個のナブラがついていて、竿を引き上げると、一度に6匹のカツオが釣れることもあるそうです。

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カツオを籠に入れて、クレーンのようなもので、港にカツオを引きあげます。
魚の水揚からセリまでは、高知県漁業協同組合佐賀統括支所の職員が行います。

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陸に揚がったカツオの籠を、少しでも鮮度が落ちないように、走って運んでいきます。
元気で体力が無いと続けられない仕事です。

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カツオの背中の紫色があまりにも綺麗だったので、漁師さんに聞くと、生きている時のカツオの背中は紫色だと教えてくれました。
写真では綺麗な紫色に写りませんでしたが、間近で見るカツオの背中はもっと美しい紫色で新鮮でした。

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水揚されたカツオは、急いで重さをはかりサイズ別に仕分けをします。
JF職員の方は、手際も良く、一生懸命働いています。

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魚の仲買業者も水揚の時間帯に集まっていて、準備のできた魚から順次セリ落としていきます。
セリ落としたい魚の金額を各自ソロバンではじいて、一番金額の高い値段をつけた業者さんが魚をものにできます。

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魚の仲買業者は、セリ落とした魚を市場の出荷用に梱包し、自分達の会社のトラックに積み込む作業をします。

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魚を積み込んだトラックは、そのまま出発し、翌日の早朝には、高知市や大阪など中央の市場でも魚のセリができるように、各方面へ魚を運んでいきます。
魚は鮮度が勝負なので、全員スピーディーに動いています。
その日にしか味わえない日戻りガツオを、高知県黒潮町の土佐佐賀へ食べに来てみるのも良いかもしれません。

カツオ漁船の出航シーズン

1月19日に、今年の第一陣の船が出航し、その後、続々とカツオ漁船が出航していきました。
カツオ一本釣りの大型船は、小笠原諸島へ向かい、19tクラスの船は、九州へ向かって出航します。
高知県黒潮町佐賀でラストのカツオ漁船が、鹿島神社大祭の次の日に出航しました。

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旅立ちに相応しい、演歌を大音量で流し、出発の準備をしています。
1月から9月まで出航し、帰ってきてすぐまた出航し、38年の夫婦生活を凝縮したら、一緒に過ごせた時間は1年位かも?と思い返す人もいました。

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漁師は大変キツイ仕事で、寝るスペースは長椅子くらいだそうです。
ご飯はしゃがんでカッ食らい、雨の日もカッパを着たまま、ご飯に雨が入っても気にせず、魚がきたら、ご飯を途中で放り投げて漁をします。
船の中での集団生活は、我先にではなく、仲間と協力しながら助け合って過ごしていかなければやっていけません。

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見送りにきた人々は、船とつながるテープを持って見守っています。
漁師さんの身内は、今朝、家で航海安全と大漁祈願のお祈りをしてきました。
漁師さんが出航する日が近づくにつれ無口になっていき、出航前にはいつも泣いていたというお嫁さんもいました。
漁は命がけの仕事なので、出航前に奥さんに泣かれるのが一番辛かったと、最後の漁に出た時に、旦那さんに言われたそうです。

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いよいよ旅立ちです。
船頭のお嫁さんは、船員さんやその家族を預かっているので、責任重大で泣く余裕もなかったそうです。
漁の最中に魚の釣れ具合が悪かったら、指定された神社へお参りに行くのも、お嫁さんの役目です。
漁から帰ってきたら、船員さんの宴会やご飯の支度など、面倒を見なくてはなりません。

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陸に残された漁師のお嫁さんも、一人で家を守り、子育てをしていかなければならないので、地域の人達の協力も必要で、ご近所さんとは、絆が強いそうです。

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漁師は、自然相手なので直感力と、細部まで見る視力と、釣る力と、魚を卸す経営面での頭の良さも必要だそうです。
一番才覚のある漁師が、船の舳先にたって、魚を釣るそうです。

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漁の神様のいる鹿島山の横を通りすぎ、船が沖へ出ていきました。
漁師のお嫁さんは、生まれ変わることができたら、次は男に生まれて、漁師になりたいと言っていました。
海にはロマンがあるそうです。

港マニア

会社のドアを開けると、そこは港で、一面、海と山の広がる風景です。
毎日移りゆく、港の風景をコレクションしてみました。

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夜が明けていった早朝の港は、静寂な空気が漂っていました。

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出勤中、車で追いかけていた虹は、港の近くからも手が届きそうでした。

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台風前の港は、船が流されないよう、ロープでつながれていました。

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船の持ち主の溜り場です。

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晴天の港は、爽やかで、入道雲が似合います。

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海水は透明で、底が透けて見えています。

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浮き球が、転がっていました。

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漁師さんが、甘鯛の釣り糸を巻いていました。

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雨の日の港は、ぼんやりしています。

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夕暮れ時の港は、海に夕焼けが写り込んで、ゆらゆらと揺れています。
今日も一日、おつかれさまでした。

鰹の一本釣り説明パネル展示

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冬の水揚げ

黒潮一番館から歩いて2分くらいの場所に、高知県黒潮町佐賀漁港があります。
漁船から魚を港に揚げることを、水揚げと呼ぶらしいです。

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夏に訪れた時は、漁船から大量のカツオが水揚げされていましたが、冬は、底引き網でとれた魚が揚がっています。

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網にひっかかった様々な魚を仕分けしています。

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雑魚は、すり身の練り物に使用するらしいです。

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海老を熱心にチェックして、仕分けをしています。

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鱧は、京都の料亭などへ行くらしいです。
骨切りが大変なので、一般家庭へ持ち帰っても調理するのが難しいそうです。

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赤くて怖い顔の魚はオコゼです。
煮付けにすると美味しいとのことでした。

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こちらは、エイです。
エイヒレをヒレ酒にしたり、エイを煮て汁をかためる、煮こごり料理などができます。

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サメも食べられるそうです。
塩コショウとレモン汁のホイル焼きにすると、酒の肴にバッチリだそうです。
かまぼこ等の練り物にも使用されるとのことでした。

片口鰯

片口鰯で、鰹の一本釣り漁をするそうです。
運搬船から海へ片口鰯を移動させる現場を、小型船に乗って見に行きました。
冬の船上は、とても寒く、雨も降りそうで怖いです。

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生きたままの片口鰯が、運搬船で黒潮町佐賀の海へ運ばれてきました。

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運搬船の中の生簀では、片口鰯の群れが回転して泳いでいます。

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整列して泳いでいる片口鰯を、運搬船から海へ移動させるため、生簀の上に黒い布を被せます。
片口鰯は、暗い場所から明るい場所へ移動する習性があるそうです。

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船の出口から、海へ片口鰯が移動していきました。

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海へ移動した鰯ですが、環境が変わるとストレスになり、綺麗に回転して泳がないそうです。
はじめは飛び跳ねたり、落ち着きのない泳ぎをしていました。

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徐々に馴染んで、整列して回転しながら泳ぐ、ストレスの無い片口鰯達です。

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鰯の体温は人間より低いので、人間に触られると、鰯は火傷したのと同じ状態になり、死んでしまうそうです。

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死んだ鰯を同じ生簀に入れておくと、生きた鰯まで伝染して死んでしまうので、死んだ鰯は直ちに外へ捨てます。

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生簀に、鰯を食べてしまう魚も混ざっています。
鰯の集団の中から、天敵の鯖のみを網ですくって取り除く作業も難しそうです。

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運搬船の中の鰯が全部海へ移動したので、網をあげています。

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海に鰯が移動したので、鰯を狙った海鳥が集まってきました。
海鳥が集まっている海の中に鰹がいるという話しを聞きました。

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海鳥は光るものに近づかない習性があるので、鰯のいるエリア上にビニール紐を格子状にはり、海鳥に食べられないようにします。

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運搬船で宿泊しながら働きます。
こちらは、運搬船の中のシャワーとトイレです。

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こちらは、キッチンと休憩室です。

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こちらは、運搬船の船長さんです。
船の中で働く若者は、インドネシアの研修生のみで、若い日本人はいませんでした。
寒い中、危険な環境で働き、専門的で大変な仕事だと思いました。
70代の船長さんは、地元の高知県へのご奉仕という気持ちで、片口鰯を黒潮町佐賀の海へ運んでくれたそうです。
そして、自分達の仕事内容を、もっと他の人にも知って欲しいとのことでした。

網漁

伊勢海老の網漁が始まっています。
9月中旬から9月下旬にかけてが、一番、伊勢海老のとれる時で、岩場の近くや海底に網をはりめぐらせておくと、夜、暗い時間帯に動く伊勢海老が網にひっかかるそうです。
伊勢海老は、岩の穴場に入ったりするので、投石を作ったりもするそうで、暗くて波の荒い時にとれ、満月の夜は、あまりとれないみたいです。

網漁のお手伝いから帰ってきた黒潮一番館のスタッフが、網にひっかかっていた他の魚をもらってきて、さばいている最中でした。

石垣鯛とちゅっちゅハギ

これは、石垣鯛と、ちゅっちゅハギです。 (^ε^)-☆!!
ちゅっちゅハギは生臭くなく、石垣鯛も、鍋や水炊きにオススメです。

左巻き

こちらは、鯛の種類の磯魚で、左巻きです。
水玉とストライプの模様でお洒落な魚ですが、ストライプが反対向きの右巻きという魚は食べられないそうです。
左巻きは食べられるのに、右巻きは食べられないなんて、ストライプの向きに要注意ですね。(^_-)

エガミ

このブルーが鮮やかな魚は、エガミです。
ネギと味噌和えにしたヌタにすると美味しいそうです。

ぼっぽ貝

ボッポ貝は、熱いお湯に入れて茹でた後にスライスした貝を、きゅうりと酢味噌あえにして食べるそうです。

足袋エビ

足袋エビも、熱いお湯に入れ、しばらく茹でて味噌汁にすると美味しいと、ぶつ切りにして、おすそわけしてくれました。
今晩のおかずは、足袋エビの味噌汁とポッポ貝ときゅうりの酢味噌あえです。
嬉しいな。(^^♪

漁師さんは手先も器用

いつもの港に、見慣れない大きな船がクレーンを積んで、何やら海の中を掘っているじゃないですかー!(;゚Д゚)!

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ビックリして、横にいた漁師さんに聞いてみると、クレーンを積んだ船は、海の中にたまった土砂をすくって、船が船底をすらないようにしてくれているとのことでした。

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無事に船も通りやすくなり一安心ですが、ハテ?船でどんなことをしているんだろう?とたずねると、マグロの子供をとりに行って養殖用に売っているとのことです。

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漁師さんは、何やら、カゴにドリルで穴をあけたりしていました。
伊勢海老を生かすために入れるカゴを作っているそうです。


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網などの材料は、高知県漁業協同組合佐賀統括支所で購入し、自分で手作りするらしく、漁師さんって手先が器用だなーと関心してしまいました。

とってきた伊勢海老を、手作りカゴの中に入れて海につけておき、朝の入札が始まるまで、伊勢海老を生かしておくそうです。
魚問屋が、新鮮な伊勢海老を入札し、即、トラックで大阪や東京の築地市場などの各地へ運んで行くとのことでした。

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この番外編の可愛いグッズは、漁師さんが貝殻で手作りしています。
その日の波の状況によって、貝殻を拾える砂浜も違い、同じサイズの貝殻を見つけるのにも苦労するとのことでした。
この貝殻クラフトは、黒潮一番館のお土産コーナーで販売中です。→ http://www1.ocn.ne.jp/~itibanka/


プロフィール

猫カツオ

Author:猫カツオ
日本一のカツオの産地、高知県黒潮町土佐佐賀の漁港の近くで暮らしています。
海の潮騒を聞きながら、のんびりと森林浴をしたり、極上の鮮魚を食べる優雅な日々を過ごしています。

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